無計画に開発が進められてしまった地域が多い中で、銀閣寺から南禅寺に至る哲学の道沿いは、風致保存地区に指定され、ひどい開発ができないようになってます。 銀閣寺南禅寺永観堂法然院といったお寺と、春は桜、初夏は蛍、そして秋には紅葉を楽しめる哲学の道を擁し、 おかげで観光地としてもうまくまとまった良い所です。
ちょっと足を伸ばせば真如堂吉田神社、更に日向大神宮や、平安神宮、気が向けば大文字山と一日がかりで京都を楽しめるエリアになってます。
銀閣寺から南禅寺に向かって緩やかな下り坂なので、北からのコースを提案していますが、地下鉄のアクセスが楽な方は逆にしても良いかもしれません。

銀閣寺・哲学の道周辺を歩く

三つの散策コースを提案します。銀閣寺・哲学の道周辺散策地図みながら読んでください。

コース1. 銀閣寺から、哲学の道沿いに歩きます。
哲学者西田幾多郎が好んで散策したことからこの名が付いたということになってます。一体どんな「哲学」なんだって思う人多いと思うから、 青空文庫から 「善の研究」を借りてきました。
→善の研究。読んで禅と善について考えたくなった人は、南禅寺での座禅の会に参加するのも良いかも。
詳細は南禅寺HPにあります。
春には桜、初夏には蛍が見られ、大文字山の麓で、緑も美しいところです。

銀閣寺道のバス停から哲学の道をあるいて、そのまままっすぐ登っていくと銀閣寺です。

銀閣寺を出て山沿いに歩くと法然院に着きます。ちょっと入り組んでいるので、哲学の道に戻って遠回りしてもいいです。

法然院

法然院は普段は庭園や堂宇は非公開で、イベント性はないのですが、京都らしいお寺だと思います。
谷崎潤一郎、内藤湖南九鬼周造らのお墓があります。

紅葉の頃の無鄰庵紅葉の頃の無鄰庵

寄り道無鄰庵(むりんあん)は山県有朋の別荘で、庭園は植治(小川冶兵衛)によるものです。南禅寺から平安神宮へ向かう途中で立ち寄れると思います。
紅葉の頃でも、人も比較的少なめでおすすめです。→紅葉の写真
横には瓢亭があります。
また紅葉の頃は安楽寺の山門も美しいです。法然院の南です。
寄り道2:体力のある人は大文字山に登るのも一興です。京都市街が一望できます。→大文字山登山

交通:市バス5,17,特17,203番系統で「銀閣寺道」又は「銀閣寺前」下車
距離:約6km 所要時間:3時間

コース2. 通の人、桜の季節には南禅寺から、平安神宮へ向かう代わりに日向大神宮への道もおすすめです。
南禅寺から疏水の横を通って九条山浄水場へぬけ、日向大神宮へと向かいます。
インクラインは、桜の季節はトンネルになって、最高です。
ちょっとしたハイキング気分で歩ける道ですが、 少し寂しい道です。

インクライン
インクライン

日向大神宮は観光コースから完全に外れていて、静かで鄙びた雰囲気があって穴場的に良いです。
紅葉の頃も良いですが、新緑の頃気持ちがいいところです。

日向大神宮
日向大神宮

距離:約5km 所要時間:2.5時間

コース3.「哲学の道はもう何度も歩いた。」(何度歩いても良いところだけど)と言う人には京都大学、吉田山から、真如堂を経由して金戒光明寺への道をおすすめします。京都人の日常が味わえる散策コースです。
墓地の中を通ったりしますけど、の季節はおすすめ。穴場だと思います。
平日には京大の前に弁当屋さんがたくさん出ていますから、そこで弁当を買って、真如堂の境内のテーブルで食べるっていうのも良いかもしれません。

金戒光明寺
真如堂
紅葉の真如堂塔
紅葉の頃の真如堂

寄り道イロイロ

京都大学周辺にはユニークな店もたくさんあります。
いまでは京都駅でも買えちゃいますが、阿闍梨餅(あじゃりもち)の本店は百万遍の北西、金平糖の緑寿庵もあります。

吉田山の頂上にはカフェもあります。詳細はカフェ茂庵(もあん)をみてください。

交通: 市バス17、203、20番系統で「北白川」下車
距離:約3.5km 所要時間:1.5時間

上のそれぞれのコースは下の地図に書き込んであります。
→銀閣寺・哲学の道周辺散策地図
→銀閣寺・哲学の道から平安神宮周辺のホテル地図