住宅地の中に田畑が点在、雑木林もあったりして、のどかな田舎っぽさがお薦めのコースです。
修学院離宮はこのコースのメインなので、あらかじめ拝観申し込みをしておきましょう。

金福寺・詩仙堂・曼殊院・修学院離宮周辺を歩く

このコースのメインは修学院離宮。
飛び込みでは入れてもらえないので、忘れずに宮内庁のページまたは、京都御所の事務所から拝観申し込みしておきましょう。
バスでは一乗寺下り松が出発点です。
電車では叡山電車の一乗寺から商店街を通ってアクセスすることもできます。
一乗寺下り松のバス停から少し東へはいると、一乗寺下り松です。宮本武蔵と吉岡清十郎とが戦った場所で有名です。石碑も建ってますが、松自体は何世代も代替わりしているのでその点はザンネン。またここは楠木正成が陣を置いた場所でもあります。
右の住宅街を抜けると北山別院、金福寺があります。

金福寺金福寺茅葺き屋根が芭蕉庵、鉄舟が芭蕉をしのんでつくった

金福寺は知らない人も多いかもしれません。呉春、景文、青木月斗、蕪村らの墓があります。村山たか女ゆかりの寺でもあります。小さな寺ですが、山の斜面がうまく使われていて面白い庭です。高度があるので、お墓からは市街が見渡せます。

憂き我をさびしがらせよ閑古鳥 - 芭蕉
徂く春や京を人目の墓どころ - 虚子

これらは金福寺で詠まれた歌です。

金福寺から下り北に向かい、ちょっと急な坂を登って詩仙堂(丈山寺)に向かいます。
詩仙堂は江戸時代の武士石川丈山のもと山荘。枳殻邸の造園も手がけたという丈山自身の手で作られた庭園が気持ちいいところです。

詩仙堂
詩仙堂

白砂と刈り込みツツジの印象的なきれいな庭で、紅葉の季節もお薦め。 嘯月楼(しょうげつろう)の意匠もおもしろいです。

詩仙堂から北東の方角の曼殊院に向かいます。畑があって、高度もあって歩いていて良い道です。
曼殊院は、門前の紅葉が有名ですが、桜の季節も山と桜のとりあわせがなかなか良いです。

曼殊院
曼殊院山門

曼殊院は、門前の紅葉が有名ですが、桜の季節も山と桜のとりあわせがなかなか良いです。
代々の門跡の院主が北野天満宮の別当職を兼務していて、曼殊院の門前に天満宮があります。天満宮には茶屋もあって、桜の季節に外で蕎麦を食べることもできるます

曼殊院の前の道をそのまま北に行くと音羽川にでます。もったいないことにコンクリートで固められちゃってますが、川砂は白くてきれいです。このあたりは雲母(きらら)坂と呼ばれるあたりで、比叡山の登り口でもあります。虞美人草の冒頭に登場するのもこのあたりだと思います。

川を越えていくと、修学院離宮があります。
修学院離宮を拝観するには事前にインターネットか往復はがきで拝観の申し込みを行っておく必要があります。めんどくさいですが、無料でかなり楽しめるのでお薦めです。

修学院離宮
修学院離宮 隣雲亭からの眺め

このまま北に向かうと蓮華寺がありますが、かなりの距離があるので白川通りまで出てバス亭修学院離宮道か叡電修学院駅に向かうのが良いかもしれません。

交通:市バス5,特5番で「一乗寺下り松町」下車徒歩5分。
距離:約4.5km 所要時間:約3時間

寄り道
余裕のある方は北にあがって行きましょう。
修学院離宮から徒歩20分位で蓮華寺に着きます。
不便な場所にあってシーズン以外は殆ど人がいることもなくて、庭を見ながらのんびりできます。
紅葉の季節はまたきれいです。

蓮華寺蓮華寺の庭

一乗寺下り松の北に雲母漬けの穂野出があります。かなりレトロな趣あります。
また、叡電修学院駅の西の東大路通り周辺は天天有、夢を語る、高安などが連なる京都のラーメン激戦区です。
また、オシャレ本屋の走り恵文社もこのあたりです。

きらら漬け