清涼寺(せいりょうじ さがしゃかどう)

清涼寺

清涼寺の歴史と見どころ

清涼寺で、仏教の開祖・お釈迦様生き写しに出会う

「清涼寺」は別名「嵯峨釈迦堂」とも呼ばれ、本尊の釈迦如来像が有名です。奝然という東大寺の僧が987年に中国(宋)から持ち帰ってきた釈迦像を安置しするため、奝然の弟子・盛算によって建てられました。

清涼寺の本尊であり奝然が持ち帰ってきた釈迦如来像は、古代インドの優填(うでん)王が釈迦が生きていたときの37歳の姿を象った像の模造と伝えられています。姿が釈迦の生き写しであるとされることから「生きているお釈迦様」ともいわれ、またその由来がインド→中国→日本と経由していることから「三国伝来の釈迦像」ともいわれます。なんと、お腹には絹でできた五臓六腑まで収められています。

このお釈迦様、きりりとした眉で彫りが深いお顔立ちをしています。この釈迦像を模造したものが日本には100体以上あってそれらは「清涼寺式釈迦像」と言われます。

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清涼寺の詳細情報、拝観時間、拝観料

住所:京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町
電話番号:075-861-0343
拝観時間/営業時間:9:00-16:00
拝観料・料金:無料 本堂の拝観料400円

清涼寺への行き方、駐車場、地図

電車

:JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅より徒歩15分

駐車場

:東側に専用駐車場あり(有料)

地図