粟餅所 澤屋(あわもちどころさわや)

粟餅所 澤屋

何個でも食べれてしまう できたての粟餅

北野天満宮の南側、今出川通沿いにある「粟餅所 澤屋」さん。1682年創業の老舗です。粟餅とは、お米ではなく雑穀の粟で作ったお餅のことで、お米のお餅よりも軽い口当たりが特徴。今では珍しい生菓子ですが、日本各地で昔から食べられていたもので、江戸時代になって、食事よりもお菓子として食されるようになりました。

昨今の自然食ブームで五穀、雑穀に注目が集まっていますね。粟も同じでナチュラル志向、高級志向のスーパーに行くと粟が買えたり、所によっては粟餅の切り餅も売っていたりします。白米に比べて食物繊維が豊富で、ビタミンや鉄分などミネラルもスーパーフードとして近年価値が見直されています。

澤屋
粟の字の暖簾が目印

さて、澤屋の店内でいただくメニューは、「紅梅」か「白梅」のどちらか。お腹の空き具合で、お餅の数を選びましょう。紅梅は粟餅3個(きなこ1個、あんこ2個)300円、白梅は粟餅5個(きなこ2個、あんこ3個)600円。持ち帰りは10個(1000円ちょっと)からですが、お願いすれば5個入りでも作ってもらえる場合もあります。

とてもおいしいのでおすすめしたいのですが、当日中という賞味期限がちょっとネックになります。。帰る日に寄って、お家で待つ家族へのお土産にするのがよいと思います。

粟餅所 澤屋

 

住所:京都市上京区北野天満宮前西入紙屋川町838-7
電話番号:075-461-4517
営業時間:9:00~17:00

地図